TPP講演会
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② 「TPPの日本農業への影響と対策課題」

 

-関税の撤廃と日本農業への影響-
TPPにより関税が撤廃・軽減されることにより、より安価な農産物や食品が輸入されます。日本農業への影響は品目毎に異なります。TPP交渉の結果、コメや麦、牛肉等の重要農産物5品目はかなり保護されることになりました。また農業の6次産業化、農商工連携の推進が期待されます

-政府の農業対策と将来展望-
 コメや畜産などの重要農産物5品目に対して日本政府は経営安定化対策等の強力な農業対策をとります。また攻めの農業として、リンゴなどの青果物、有機栽培のコメ、和牛肉などの輸出促進を、長期的には日本の集約農業の特長を活かした農産品・食品の輸出振興が期待されます。

[講演内容]
1)自由貿易の推進とTPP
2)大筋合意に達したTPPの内容
3)政府のTPP農業対策
4)TPPの日本農業へ影響
5)TPPと日本農業の対策課題

進藤勇治
進藤勇治

[講師プロフィール]

産業評論家(元通産省企画官、前東京大学特任教授)

 1951年愛媛県生まれ、東大卒。
 通産省に入省後、マサチューセッツ工科大学客員研究員、通産省国際研究協力企画官、東京大学特任教授等を歴任。TPPや経済問題、エネルギー・環境問題に関する講演を行う他、企業の経営指導やテレビに出演して解説等を行っている。


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