中小企業診断士。“感情と論理を踏まえた関係づくり”を重視した研修に定評がある。
上岡 実弥子(かみおか みやこ)
◆研修内容
・部下の「報・連・相」を強化する⇒カリキュラム 4
◆解説文
管理者には、社員一人ひとりの個性や価値観を尊重しながら、個々の力を最大限に発揮できるチームを築き、組織力を高めていくことが求められています。しかし、一見、簡単に出来そうなことにもかかわらず、情報共有が円滑に進んでいる企業はそれほど多くないのが現状です。社内を活性化する情報共有化の方法として、「報・連・相」がスムーズになれば、社内間の信頼関係が構築され、「業務のスピード化・スリム化」、「業務改善の推進」など、様々な効果をもたらし、強い組織となることができます。
本研修では、目指すべき組織のあり方と「報・連・相」の役割を理解するとともに、演習を交えて自社に浸透させるための実践力の向上を目指します。また、「報・連・相」を定着させ、組織を活性化するための仕組みについて学びます。
◆カリキュラム <計6時間~12時間>
テーマ | 内容 |
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組織における「報・連・相」 | 組織における「報・連・相」の役割を理解するとともに、「報・連・相」が組織や業務にもたらす効果について事例を交えて学びます。 ・組織における「報・連・相」の役割 ・「報・連・相」のレベルによって変わる業務効率 ・情報共有はCS(顧客満足)につながる ・情報共有は、まず上司から ・意欲を高めるコミュニケーション ・わかりやすい指示・命令 ・「報・連・相」のリクエストを出す |
「報・連・相」を 活発にするために(演習) |
「報・連・相」を定着させるために、管理者として求められる対応について、事例やロール プレイ演習を交えて実践的に学びます。 ■報告 ・報告は仕事の基本 ・良い報告をあげさせる ・傾聴のスキル ・報告を促す質問 ・要点を把握する ■連絡 ・ヌケ・モレをなくすには ・定型連絡と非定型連絡 ・連絡ツールを活用 ・連絡の精度を上げる ■相談 ・「報・連」と「相」の違い ・相談しやすい態勢づくり ・相談のステップ ・本人に解決を促す ・心理に応じた相談方法 |
自社における組織活性化 の進め方(ワーク) |
これまで学んだ事をもとに、自社組織における問題点を抽出し、組織活性化のため仕組 みを検討します。 ・部下のタイプと「報・連・相」の現状 ・今後の行動計画を立てる |