河瀬 直美(かわせ なおみ)
1969年奈良県生まれ
映画作家
映画監督
- 学歴
- 大阪写真専門学校(現ビジュアルアーツ専門学校)映画科卒業
- 講演可能地域
- 全国
- 主な講演テーマ
- 「今、大切にしなければならないもの」
「生きること」
「映画と私の生き方」
「映画という文化で経済が成り立つ仕組みを求めて」
「小さな大きさ~“家族”ということ~」
- 主な著書
- 『萌の朱雀』
『火垂』
- 経歴
- 中学時代からバスケットボールを始め、高校在学中はキャプテンとして国体出場経験もある。自主映画「につつまれて(1992)」「かたつもり(1994)」が、1995年の山形国際ドキュメンタリー映画祭はじめ国内外で注目を集める。劇場映画デビュー作「萌の朱雀(1996)」で、1997年のカンヌ国際映画祭でカメラド-ル(新人監督賞)を史上最年少受賞。続く「杣人物語そまうどものがたり(1997)」で1999年のニオン国際映画祭特別賞受賞。2000年「火垂(ほたる)」は、スイスのロカルノ国際映画祭コンペティション部門にてワールドプレミアされ、国際批評家連盟賞、ヨーロッパ国際芸術映画連盟賞のダブル受賞し、2001年のブエノスアイレス国際映画祭でも最優秀撮影監督賞、主演女優賞(中村優子)を受賞。2003年のカンヌ国際映画祭コンペ出品作品「沙羅双樹」も話題となる。2002年には第1回Infinity Film Festival(イタリア/アルバ)、パリ市立美術館主催 "Jeu de Paume"、ロサンゼルスのRED/CAT(2005)にてレトロスペクティブを開催。他主な作品に「万華鏡(1999)」「きゃからばあ(2001)」(仏テレビ局アルテ社との共同制作)「追臆のダンス(2002)」などがある。また、CF演出、小説、「組画&ならまち文庫新聞」発行、エッセイなどジャンルにこだわらず表現活動を続ける。2005年「影-Shadow」、2006年「垂乳女~TARACHIME~」を発表。2007年の第60回カンヌ国際映画祭コンペティション部門において「殯(もがり)の森」がグランプリ(審査員特別賞)を受賞した。